経営業務の管理責任者の経験年数要件を短縮する方法はありますか?

ビジネスマン人形

現在のところ経営業務の管理責任者の必要な経験年数を短縮する方法はありませんが、平成28年度に研修制度の創設などによって短縮が可能になる可能性があります。

建設業許可における要件のひとつとして経営業務の管理責任者を置くことが求められています。

申請しようとする建設業に関して5年以上の経営経験があること または
どんな業種であっても建設業許可に関して5年以上の経営経験があること が求められています。

しかしながら、勤務先の倒産のよって独立をやむなくするなどの事情によって、経営経験を積むことができなかった場合もあることでしょう。

そこから5年も経営を積むことは非常に大変です。

そこで産業廃棄物収集運搬業の講習のような制度を創って、経営業務の管理責任者になろうとしている方の経験年数要件を短縮できないかを平成27年6月より検討されています。

一言で「経営経験」と言ってもただ名前だけ取締役に登記されているような人が要件を満たして、実際には経営能力があるのに年数が不足していて建設業許可が取れないとなると不公平感があります。

このような講習や研修制度が出来ることによって、建設業の経営経験が無い方も仕事の受注方法や資金繰り、工程の管理方法などを学ぶことができれば非常にプラスになると思います。

平成28年度中に結論が出る予定ですので、わかり次第お伝えします。

 

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