建設業許可の更新にはどんな委任状が使えますか?
建設業許可の更新申請手続きを行政書士等の代理人が行う場合には申請書に委任状の添付が必要となります。
都道府県あるいは地方整備局によっては定型の委任状が用意されていて、その委任状でないと受け付けない場合もあるかもしれませんので、事前に確認をしておくと良いでしょう。
都道府県や地方整備局のホームページを確認して委任状の様式をダウンロードできる場合がありますので確認しましょう。
特に指定の委任状が無い場合には自分で作ることになります。
委任状を作成する場合は、委任の範囲を明確にしておくと良いでしょう。
曖昧に委任する範囲を記載してしまうと、依頼した方が意図しないことまで代理人にやられてしまうかもしれません。
ですから、「誰に何をどれくらい代理してもらうのか」を明確にしてから委任状の作成をしましょう。
参考までに当事務所で実際に千葉県で使用している委任状を下記にご紹介します。
自由にダウンロードして内容を変更してご使用ください。
建設業許可更新で使用している委任状
委任状(個人事業用)(Word)
個人事業者に委任状をもらう場合には、事業主名は記名(ワープロ、ハンコ)ではなく署名(サイン)をもらうようにしてください。
住所や事業所名はワープロ打ちやハンコでも問題ありません。
押印するハンコですが、個人実印の押印が必要です。
千葉県の場合には印鑑証明書の添付が必要ありませんが、他の都道府県の場合には印鑑証明書の添付を求められている場合もあるかと思います。
委任状(法人用)(Word)
法人の場合は、住所、事業者名、代表者役職(代表取締役、取締役、代表社員など)、代表者氏名を記載しますが、すべてワープロ打ちやハンコでもOKです。
ただし、押印は法務局に登録してある印鑑、つまり会社実印を押印をしてください。
会社実印の他に、代表者印を作っている会社さんもありますが、委任状には会社実印を押印をするようにしましょう。
上記のいずれも千葉県で使用している委任状ですので、他の都道府県等で使用する場合には事前に確認しておくと確実です。
許可が取れるのかを気軽に知りたい方へ
もし、建設業許可が取れそうにない場合であっても、どのようにすれば許可が取れるのかを回答させていただきます。
もちろん依頼をしなくても構いませんので、気軽にご利用くださいませ!