驚く上司

何事もはじめてやる事は緊張するもので、それは行政書士業務でも同じです。
私がはじめて建設業許可業務の依頼を受け、先輩行政書士にやり方を教わり、書籍も何冊も読み、準備をしておりました。

依頼をいただいたお客さんは建設業としては特殊な部類に入るのでしょうか?
商品を塗装するための機械を設置する仕事をされていました。

イメージとしては、自動車の洗車機のような機械で中央に置かれた商品に周りから塗装材を吹き付ける機械を扱っていました。
建設業許可申請をするには申請業種を決めなくてはなりません。

「機械器具設置工事かな?」と目星はつけましたが、そこは何せはじめての建設業許可業務です。不安で仕方ありません。

そこで管轄の土木事務所まで出向き
「このような仕事内容なんですが、機械器具設置工事で間違いありませんか」と問合せたところ、
「他に何があるんですか!!」
強めに言われてしまい、心が萎縮してしまいました。

「聞いてはいけないことを聞いたのだろうか」など、色んなことが頭の中を巡りましたが、役所はこんなものなのかなと自分を納得させ、家路に着いたのでした。
ま、このような対応が嫌で行政書士に依頼をしてくるる方もいるわけですから、ある意味いい対応だったのかもしれませんが・・・
今では不安なことはバンバン電話等で問合せしてますが、経験が浅いうちは問い合わせすることも不安に感じてる方もいると思うので優しくして欲しいものです。