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千葉県が個人住民税の特別徴収の徹底を発表

平成28年度から特別徴収の実施をすべての事業主に

千葉県の今後のスケジュール

 

千葉県が個人住民税の特別徴収の徹底を発表

千葉県が個人住民税の特別徴収の徹底をすると発表しました。

小規模建設業者ですと、従業員の希望や事務手続きを面倒くさがって「特別徴収」の手続きをしていない場合があると思います。

しかし、給与所得者の個人住民税については、事業主が毎月従業員の給与から個人住民税を天引きして、従業員の住所地の自治体に納入をすることが原則なんですね。

特別徴収の制度が正しく事業主に理解がされておらず、給与所得者の7割程度しか特別徴収されていないのが現状です。

 

平成28年度から特別徴収の実施をすべての事業主に

千葉県及び各市町村では平成28年度から特別徴収の実施をすべての事業主に求めていく方針です。

特別徴収は、納税の都度、金融機関に行かずに済みますので、一度手続きをしてしまえば事務量は少なくなります。
また、年に12回に分けての納付もできますので1回ごとの納付額が少なくできることもメリットです。

また、建設業許可手続きにおいては「住民税の特別徴収額の通知書」を常勤性の裏付け資料としても使うことができますので、今後の手続きを見据えてもメリットがあると言えるでしょう。

 

千葉県の今後のスケジュール

平成27年9月:特別徴収徹底に向けた広報キャンペーン開始
平成27年11月末まで:特別徴収未実施事業主に対する指定予告通知書の送付
平成28年5月末まで:市町村から事業主に特別徴収税額決定通知書の送付
平成28年6月:個人住民税の給与天引き開始

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